「インチキ」は極上の誉め言葉 軽打もできる佐藤輝明に「投げる球がない。これやられたら、たまんないわ」と球界OBも脱帽
「これはちょっとインチキだわ」と冗談交じりの苦笑いを浮かべた高木氏。続けて「あんな上手い打ち方されたら困る。投げる球がない」「これやられたら、たまんないわ。あんなにいいバッティングするとは」「冷静。見事だわ」と褒めちぎった。阪神は結局、延長10回の末に競り勝った。
7日の3戦目こそ敗れたが、佐藤は4回、バックスクリーンに運ぶ29号ソロを放った。豪打あり軽打ありで、存在感を放ち続けた3日間。「球場も(飛ぶとか飛ばないとか)ボールも関係ない。自信があるし、見事」と最後まで高木氏は称賛を惜しまなかった。
シーズン41・5発の本塁打ペースが注目されがちだが、勝負所での軽打からも、目が離せないだろう。圧倒的な長打力に加え、相手バッテリーの裏をかく、バットコントロールまで身につけつつあるサトテルは、猛虎の4番として進化の真っ只中にいる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【動画】バンテリンのバックスクリーンへ一直線!佐藤輝明の29号をチェック
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