【阪神】貯金5で首位キープも…早くもスタメン落ち サトテルへの視線が厳しさを増す「理由」

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 今季がプロ4年目、左打者として史上初となるルーキーから3年連続20本塁打以上をマークと誰もが認める長打力がありながら、好不調の波が激しく、不調のときが長いのも課題とされる。

 今季はオフに米ドライブラインに出向き、フォーム改造にも着手、自身でも安定した成績を残すために摸索しているが、苦しい日々が続いている。

 一方、今回の岡田監督の起用は早めのカンフル剤でチームを上向かせたい意図も感じられる。27日の試合からは26日の試合で3失策した木浪聖也を外して、遊撃に小幡竜平を起用。スタメン起用された試合で結果を残した。

 昨年の日本一メンバーとはいえ、”安泰ではない”というメッセージは選手の危機感にもつながり、切磋琢磨してより高いレベルでのレギュラー争いにもつながることに。目指す球団初のリーグ連覇への道のりは容易ではないと感じているからこそ、早い時期にムチ入れを行っているようにも見える。

 岡田監督は改めて主軸の佐藤に対して「打つこと」「好球必打」を求めている。

 これまでも幾度となく叱咤を受けながらはいあがってきた背番号「8」の巻き返しを期待したい。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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