WBC組の「離脱ドミノ」止まらず ヤクルト・山田哲人もアクシデント 12球団が戦々恐々の舞台裏
WBCでは堅守、好走塁も光った山田。(C)Getty Images
首位を走るヤクルトに心配な材料が浮上した。
12日のDeNA戦(神宮)に「3番・二塁」で先発出場していた山田哲人内野手は4回の三ゴロで一塁へ全力疾走した後、5回の守備からベンチに下がった。下半身にアクシデントが発生した模様で、13日、出場選手登録を外れた。
チームの中軸を務める山田は、7日の阪神戦で勝ち越し2ランをマークし、11日のDeNA戦(神宮)も3安打1打点1盗塁と調子を上げてきていただけに、首位に立つチームにとっても大きな痛手となる。
一方、気がかりなのはWBC組のコンディション不良が続いていることにもある。侍ジャパンメンバーの二塁手として走攻守にわたって活躍した山田、また先には同じくメンバーだった西武・山川穂高もふくらはぎの張りを訴え、登録抹消となっている。西武では守備の名手で知られる源田壮亮もすでに大会中の右手小指骨折の影響で、現在は休養中。約1か月後の合流を予定している。
海の向こうではレッドソックス・吉田正尚外野手が右太もも裏に違和感を訴え、12日(日本時間13日)のレイズ戦のスタメンを外れるというニュースも飛び込んできた。
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