阪神歴史的Vの裏 異例の1.93 指揮官も名指しで称えた、最強投手陣を支えた「2人の功労者」とは

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 今季主戦として台頭した坂本誠志郎は101試合に(途中出場含む)出場、投手陣と会話を重ね、柔軟なリードで投手の良さを引き出したとされる。打撃においても優勝決定試合となった7日の広島戦でも1四球を含む、マルチ安打を記録。打率.243と「打てる捕手」としても存在感を示した。

 一方、今季はベンチを温めることも増えたベテランの梅野隆太郎が意地を見せたのは8月27日のDeNA戦(横浜)、プロ初先発のマウンドに立った育成出身の早川太貴とバッテリーを組んだ試合だった。
 
 蒸し暑い横浜スタジアムのマウンドで初回から汗がびっしょりとなった新人右腕に時に声をかけながら、しっかり好リードで5回2安打無失点と導くと、バットでも今季初の猛打賞と攻守に躍動した姿をアピール。早川のプロ初勝利につなげた。

 捕手は特に育成に時間がかかることで知られ、常勝軍団を見据えても、力が拮抗する2人以上の安定した力を発揮する捕手が求められる。

 最強投手陣を後押しした両捕手のパフォーマンスには今後のポストシーズン含め、引き続き注目が集まっていきそうだ。

*記録はすべて7日現在

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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