18年ぶりVの阪神を引っ張った5人のタイトルホルダーを大物球団OBが激賞!独自に「MVP」に選んだ選手とは?
監督の期待にしっかり応え、不動の2番として機能した中野の活躍は素晴らしかった(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
今季、セ・リーグのペナントレースを制した阪神から、5人のタイトルホルダーが誕生した。
投手では、シーズン当初から先発陣の中心として1シーズンを投げ抜いた村上頌樹が最優秀防御率(1.75)のタイトルを獲得。さらに、守護神の役割を担った岩崎優も最多セーブ(35個)に輝いた。打者では4番大山悠輔が最高出塁率(.403)、中野拓夢が最多安打(164本※DeNA牧秀悟も同数)、近本光司が盗塁王(28個)と、それぞれが高い数字を残し優勝に大きく貢献した。
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盗塁王の近本以外の4人は、今回の部門で初タイトルとなるなど、各々のポテンシャルを最高に発揮したシーズンとなり優勝チームを引っ張った。村上は初めてシーズンを通して投げ抜き、岩崎はクローザーを任されていた湯浅京己の不振、戦線離脱という窮地を救った。大山も生え抜きの4番としてフル出場を果たし、近本、中野も不動の1、2番として定着、上位打線で存在感を放っていた。
18年ぶりのリーグ優勝を成し遂げたシーズンでのタイトル獲得ということで、よりその価値が高まったたことは間違いないだろう。さらに、過去、同じくタイトルに輝いた球団OBからもそれぞれが大いに意味のある、今季の活躍だったと語る声も届いている。
現役時、「Mr.タイガース」として長く阪神の中心打者として活躍し、本塁打王や打点王にも輝いた実績を持つ掛布雅之氏がYouTubeチャンネル『掛布雅之の憧球』を10月8日に更新。阪神のタイトルホルダーたちのパフォーマンスを振り返っている。