藤川阪神 最多貯金21 優勝に向かって着々と進む中、「正妻起用法」が話題 岡田前監督も興味津々「どうするかですよね」
坂本は後半戦に入って、先発マスクをかぶり続けている(C)産経新聞社
阪神は7月29日の広島戦(甲子園)に1-0の完封勝利。先発左腕の大竹耕太郎が7回無失点の力投、打線では大山悠輔が初回にマークした適時打による1点を守り切る、"スミ1勝利"と投手力、守備力の高さを改めて示した。
後半戦は負けなしの3連勝、最多貯金「21」と視界良好なチームで注目されているのは捕手起用にもある。
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スミ1勝利には先発マスクをかぶった坂本誠志郎のリードも大きかった。コイキラーで知られる大竹に対し、緩急を要求して序盤から凡打の山を築くと、7回にはピンチも訪れた。
わずか1点差の中、無死満塁と緊迫の場面、打席には俊足の野間峻祥を迎える。イメージ通りの投球で投ゴロ併殺に打ち取ると、尚も二、三塁のピンチに大盛穂も左飛に仕留めて、渾身のガッツポーズも飛び出した。
8回からは石井大智、9回を岩崎優と鉄壁の救援陣も失点を許さず、圧巻の完封勝利となった。
大竹は7回4安打無失点で6勝目をマークした。また強みの投手陣はチーム防御率1.93(29日現在)と尚、異次元レベルをキープする。
ただ今後勝負の夏を迎える中で、扇の要の起用法に目を向けたのは23年にチームを日本一に導いた岡田彰布前監督だった。
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