藤川新体制で覇権奪還を狙う阪神 球界OBは捕手の打力アップに期待「キャンプでの競争は激しいものに」
さらにドラフト1位ルーキーで社会人出身の伊原陵人には、「開幕1軍が期待されていると思う」と評価。また打者では、DeNAから獲得した楠本泰史について、「阪神ではより1軍メンバー入りを強くアピールして、(打線の)底上げをしてほしいと期待する選手」と説いている。その上で下柳氏は、「新加入選手の活躍がみられるなら、今季も優勝争いをする」と太鼓判を押した。
新加入以外では、FA宣言し去就が注目されていた大山悠輔、原口文仁がいずれも残留となったとして、「打の戦力ダウンはゼロ」と指摘。加えて、攻撃面での課題として捕手の打力アップを求めており、「リードも大変だけど、バッティングでもさらに貢献を」と期待を込めながら、「キャッチャーも若い選手がさらに加わってのポジション争いが行われる。来年のキャンプでの競争はかなり激しいものになるのでは」と予想を並べている。
2025年シーズン、既存戦力と新加入プレーヤーがどのように融合させていくのか。藤川監督の手腕とともに、選手間の争いも注目を集めるシーズンとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【柳に風(下柳剛公式チャンネル)の当該動画はこちら/https://www.youtube.com/watch?v=26z5rgjjgFY】
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