いよいよFA戦線スタート 虎の主砲 大山悠輔は流出してしまうのか 注目集める「球団名」「条件面」

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 9月に20敗と急失速した広島では「4番」を打てる打者が求められている。今季は助っ人外国人が不作、小園海斗、末包昇大など才能豊かな若手が多くいる中で、日本一も達成したチームを底上げする経験豊富なスラッガーは求められる側面はありそうだ。

 また今季、記録的な低迷となった西武も補強ポイントは打線となる。チーム打率「.212」、「60本塁打」はリーグワースト。西口文也新監督もオフの積極的な補強を打ち出す中、大山がFA宣言すれば、触手を伸ばすことは十分考えられる。

 今季リーグ4連覇を逃がし、5位に低迷したオリックスも打線強化が急務とされる。

 オリックスは昨オフも広島をFAとなった西川龍馬を獲得した例がある。強打の一塁手を獲得できれば補強ポイントに合致するとあって、対応が注目される。

 気になる条件面は注目球団の4番を務めていたこともあり「4年16億円」が基本ラインか。マネーゲームとなれば、金銭面に余裕がある球団が有利となり、対応も注目される。

 まずは来季は30歳で開幕を迎えるシーズンとこれからがプレーヤーとして脂の乗る時期。すでに在籍球団で直近で日本一を達成したこともあり、今後プレーヤーとしてどのような道を歩みたいかが去就判断の鍵を握ると見られる。

 愛着ある縦縞のユニホームに別れを告げるオフとなるか。背番号3の決断に大注目となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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