「まさかFAで来た選手を出すとは想像がつかなかった」オフのトレード第1弾、阪神・日本ハムの驚愕トレードを球界OBが考察「伏見がいらないかというと、大丈夫?という気はする」

タグ: , , , , , , 2025/11/15

 一方、チームではエース、伊藤大海とホーム開幕戦の4月1日のソフトバンク戦から7月末までバッテリーを組むなど、道産子コンビで今季沢村賞にも輝いた伊藤の勝ち星の内、10勝をマーク、パ・リーグの最優秀バッテリー賞を受賞していた。

 高木氏は伏見が後半戦において出場機会が減ってきたことを指摘。「使われることが少ないな」「CSでも田宮の次が進藤」と田宮裕涼、プロ2年目の進藤勇也の出場機会が増えてきていたとした。

 特に進藤へは新庄剛志監督始め、首脳陣の評価も高いことを認めた上で、「だからといって伏見がいらないかというと、『大丈夫?』という気がするんだけど」と経験豊富なベテラン捕手の放出判断に、一抹の不安もあるとした。

 ただチームでは今季4番も務めた郡司裕也、強打で知られるアリエル・マルティネスと捕手陣も層が厚いことから、どのような起用を行っていくかも注目とした。

 一方、阪神が伏見を求めた背景にも目をやった。「阪神は優勝したからといってあぐらをかいている」チームじゃないとしながら、「新しい血を入れて刺激として受けるといいかな」とアグレッシブな姿勢もあるとした。

 今回のトレード総括としては「双方にとって良い戦力を揃えた」と、経験豊富な選手どうしの交換となったことで新たに生まれる化学反応も注目になるとした。動画の最後では2選手の新天地での活躍も願った高木氏。

 今後さらに動いてくる球団もあるのか。オフに入って活発化する戦力補強の行方に引き続き、注目が集まりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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