阪神29歳内野手は「もう、完全にレギュラーといえるんじゃ」バンテリンでプロ初アーチも話題、圧巻の.407 内外野ポジションもしっかり務める「まさに努力の人」
熊谷は大卒8年目シーズンにしてプロ初アーチをかけた(C)産経新聞社
阪神は9月2日の中日戦(バンテリン)に5ー3と勝利、貯金は30に到達、優勝マジックを6とした。試合で光ったのは「6番・遊撃」で先発、3回にプロ初アーチを放った熊谷敬宥のパフォーマンスにもある。
【動画】プロ8年目でたどり着いた!熊谷のプロ初本塁打をチェック
3回、主砲、佐藤輝明の35号2ランが飛び出した直後、大山悠輔が四球を選び、回ってきた打席で先発左腕、カイル・マラーのカットボールを捉えて左翼スタンドへ運んだ。
大卒8年目シーズン、広いバンテリンドームでこれがプロ初アーチとあって、ベンチもお祭り騒ぎ。見守った藤川球児監督も優しい笑顔で迎え、ナインからは手荒い祝福の嵐となった。
今や「時の人」になりつつある。昨年までは守備固めや代走としてチームを支えていたが、今季一気に活躍の場を広げた。
元々高い守備力で知られていたが、今季の守備位置は遊撃、三塁、左翼、中堅など幅広くカバー、ここにきて打撃でもしっかり存在感を出し始めた。
規定打席には到達しないながらも、今季はここまで68試合に出場、打率.282、1本塁打、3三塁打、16打点、得点圏打率.407も光る。
1 2






