藤川阪神の真骨頂 豊田降格に見る、チームプレーの徹底ぶりに称賛の声 「より、競争意識が高まるな」

タグ: , , , 2025/7/14

 2点を追う4回は無死満塁から大山、無死一、三塁から小幡竜平にも適時打が飛び出し3点を奪い、尚もイケイケムード。7番・坂本誠志郎がしっかり送りバントを決め、最高のシチュエーションで豊田に打席が回っていた。無理に二塁に走らなければ、走者も残り、チャンスメイクにつながっていた。次が投手のジョン・デュプランティエであっても、二死からの走塁は慎重を期す必要があり、最悪、5回からは1番の近本光司から攻撃を始めることもできた。

 チャンスをしぼませる走塁となったことで、直後の守りから島田海吏に交代となった豊田は翌13日に登録抹消、替わってベテランの原口文仁が昇格した。

 豊田の走塁死、直後に懲罰交代となったシーンにはファンの間からも「流れを止めかねないプレーだった」との指摘が上がった。さらに翌日に降格となったことにも“厳しすぎる”という声もありながらも、「より、競争意識が高まるな」「やると思ってました」と藤川球児監督の日頃からチームプレーの徹底を求め、高みを目指す姿勢に理解を示す声も多く上がっている。

 凡事徹底を繰り返しながら、あらゆる方面に目を光らせ、スキのないチーム作りを進める藤川監督。果たして、ゴールテープまでこのままぶっちぎるか。球宴まで残り2カード、今週の戦いぶりも話題を集めていきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】阪神、独走気配漂う中、浮き彫りになる「神ドラフト」の凄み 本塁打王、救援エース…「下位で獲れているのもすごい」

【関連記事】「もうセ・リーグは終了です」阪神以外の5球団が借金生活に突入の異常事態、圧巻の11連勝もペナントの興味をそぐ展開に球界OBも危惧 「ちょっと楽しみがなくなりますよね」

【関連記事】藤浪晋太郎、日本球界復帰に現実味でX注目 「古巣はないんかな」「巨人で再起できれば、最強では?」名伯楽の存在もクローズアップ

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム