「最後の詰めが甘かった」2戦連続完封負けの阪神に球団OBが指摘した”エラー以外のミス”とは
また、佐藤氏はエラーだけでなく、無死満塁という状況での梅野隆太郎の配球についても解説。「外野フライで1点を取られる場面でなぜ高めに構えるのか」「内野のホームゲッツーを狙うのであれば、頑張って内野ゴロ、もしくは三振という配球をしなければいけない」と語ったように、状況に応じたリードができていないことに疑問を抱いていた。
「空振りを取りたくて高めに構えていると思う」としつつ、「2ストライクを取られたら、1球目で空振りしたときと同じようには、打者は思い切って振らない」と指摘。事実、小園は追い込まれてからの高めのボールを犠牲フライにしている。
佐藤氏は守備のエラー、さらには配球ミスで失点を許した一連のプレーについて、「最後の詰めが甘かった」と総括した。
オールスター前最後となる22日の試合、阪神の予告先発は西勇輝、対する広島の予告先発は九里亜蓮となっている。悪い流れを払拭し、後半戦からの逆襲に向けては、どんな形でも勝利が求められる一戦となる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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