「勝ちたい時に全部勝てていた」元猛虎コーチが見た藤川阪神の最速リーグV「大事なところでヒットが出て、守れる、抑えられる」
それに対して阪神は違った。佐藤氏は「相手に(得点につながる)1本が出ない時に、阪神には1本が出る。そして、投手がしっかり抑えて、接戦で常に勝つ」と力説。さらには「7回、8回に負けてても、追いつき、逆転するっていう試合がすごい多かった。やっぱり粘れ強い。バッターの集中力、走塁にしてもそうだし、守備にしてもそうだし、大事なとこでファインプレーがあったりね」と感嘆した。
名伯楽はこうまとめた。「大事なところでヒットが出る。大事なところで守れる、大事なとこで抑える。やっぱり強いって言っていいんだろうね」とうなった上で「勝ちたい時に全部勝てていた。本当にすごい成績だと思う」と最後まで称賛が止まらなかった。
まさにその言葉通りに、藤川阪神は大事な局面で力を発揮し、史上最速でリーグ優勝を成し遂げた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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