6連勝で首位浮上の阪神 球団OBが求める”今後の戦い方”とは?「全員が良いというのはなかなか無い」
勝負強さを発揮した佐藤輝の一発で阪神が首位に浮上した(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
4月21日、阪神は甲子園で中日と対戦、降雨コールドゲームにより3-0で勝利し、引き分けを挟んでの6連勝を飾った。この結果、中日と入れ替わる形で、阪神が今季初めて首位に浮上した。
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前日までの2戦は阪神打線が計22得点と、中日投手陣を打ち崩す展開となったが、この3戦目は才木浩人、松葉貴大の両先発が雨の中好投し5回までゼロ行進が続いた。
6回表の中日の攻撃も、才木が無失点に抑えるとその裏、阪神は中野拓夢、森下翔太がこの日初となる連打で出塁、4番・大山悠輔が三振に倒れるも、つづく佐藤輝明が均衡を破るライトスタンドへのスリーランホームランを放ち、阪神に待望の先制点が入った。
その後、7回表の中日の攻撃後、降雨の影響によりコールドゲームが宣告され、3-0のスコアのまま、阪神の勝利となった。
最後は予想外の幕切れとなったものの、才木の完封、佐藤の値千金の一発により、阪神は引き分けを挟んで6連勝を達成。貯金も3となり、投打が噛み合いをみせるなどチームは好調の波に乗ったかにみえる。
もちろん、首位とは言えまだシーズン序盤であるだけに、目先の順位ではなくこの先の戦いに目を向ける必要があることは間違いない。そして球団OBからも、チームがさらに勝ち続けていくために何が必要となるのか、重要視すべきポイントが伝えられている。