6連勝で首位浮上の阪神 球団OBが求める”今後の戦い方”とは?「全員が良いというのはなかなか無い」
阪神の投手コーチとして、2003年のリーグ優勝に貢献した佐藤義則氏が、自身のYouTubeチャンネル『佐藤義則チャンネル』の中で、チームの現状や今後求められる戦い方について語った。
4月21日更新となった動画の中で佐藤氏は阪神の首位浮上について「素晴らしい3連勝だった」と称賛しつつ、「まだまだこれから」とコメント。また今後については「とにかく連敗をしないように」としている。
さらに、チーム全体について「全員が(調子が)良いというのはなかなかない。大山も良いピッチングされたらヒットがまだ出ないこともある」と各選手が試合毎に好不調の波があると指摘。その上で「打者が抑えられたら、ピッチャーが抑える。反対にピッチャーも打たれる試合もあるだろうから、その時はバッターが頑張って逆転するなどカバーできる打線になって欲しい」と述べ、試合展開毎に投打でカバーできる状態が理想だと説明している。
昨季のしぶとさが少しずつ発揮されてきている阪神だが、まだレギュラーシーズンは100試合以上を残している。首位に立ち、連勝が続いているものの、ここからさらにチーム状態を高めていく必要があることも間違いないだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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