「大山が打ったところにも価値がある」伝統の一戦で先手を取った阪神 球団OBが指摘した上昇気流に乗るための要素とは
佐藤氏は「2アウトから点が取れたのがよかった」「大山が打ったところにも価値がある」と打線では大山について言及。昨日の試合でチーム唯一の得点に繋がったバッティングを称賛した。
また、阪神がこれから上昇気流に乗るためには、試合序盤での得点が重要と解説。「早めに得点を取って逃げ切るパターンにしていくほうが、より安心した試合運びができる」と、今後の戦い方について触れた。
歴史的な打低とも言われている今シーズン、セ・リーグのどのチームも、先制した試合の勝率は5割を超えている。中でも阪神に限ると、先制した試合の勝敗数は31勝11敗と大きく勝ち越しているのだ。
さらに動画内では、16日の予告先発である才木浩人の名前を挙げつつ、「早めに点数を取ってあげれば才木のもっといい部分が出る」と話した佐藤氏。才木はここまで8勝2敗、防御率1.12と驚異的な成績を残しているが、6月25日の中日戦では援護がなく0-1で敗戦した経緯があるだけに、早めの援護が望まれる。
本日予定されている阪神-巨人の第2ラウンド、巨人の予告先発は山﨑伊織だ。才木、山﨑ともに防御率1点台の成績を残しており、投手戦は必至。早いイニングで得点を取れるかどうかが、勝負の分かれ目になってくるだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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