藤川阪神し烈な正左翼手争い…“レギュラー不在”の現状に元投手コーチが持論「外に出た方がチャンスを得られる場合もある」
こう前置きした上で、「阪神にいるより、外(他球団)に出た方がチャンスを得られる場合もある。今はレフトしか空きがないからね。(投手以外の)固定された他の7人を追い抜くのは難しい。しかもみんな若いし、佐藤(輝明)も森下(翔太)もまだまだ長く主力になる。だからこそ、場合によっては出られる場所を探してチャンスを掴んだ方がいいと思う」と説いた。
安定して試合に出ることが、成長への一番の近道と見ている。「徐々にみんな打てるようになってきているけど、交代で出てるだけでは(限界がある)。試合に出ないと、打撃の感覚はつかめない。練習のボールとは違うし、たまに試合に出る方が難しい」と指摘した。
チーム内で競い合うことも成長の糧になる一方、別の舞台でさらに輝きを増す可能性もある。名伯楽の言葉は、若手にとっての“出場機会の重み”を考えさせるものとなった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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