「四球は投手のエラー」11与四球の巨人に名伯楽が痛烈ダメ出し「阿部監督も怒って当然」「技術が伴っていない」
11四球を与えた巨人投手陣に厳しい表情が目立った阿部慎之助監督(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
巨人は8月30日の阪神戦(甲子園)に2-3で競り負けた。登板した5投手が、3つの申告敬遠を含む11四球を与え、試合のリズムを悪くし、攻撃陣も10安打で2得点に終わった。
【動画】粘りのM9 2025年8月30日 【阪神 vs 巨人】 佐藤義則の眼
試合時間3時間54分。熱戦とも言えそうだが、名伯楽は異を唱えた。現役時代は阪急、オリックスで活躍し、阪神を含めセ・パ5球団で投手コーチを歴任した佐藤義則氏は8月31日、自身のYouTubeチャンネルを更新。「こんだけ四球出して、ヒット打って、このスコアというのは、寂しい内容のゲームだったと思います」と断じた。
苦言の中心は、巨人先発の井上温大に対してだった。「相変わらずフルカウントが多かった。5回は追いついてもらった直後に四球。これではベンチも変えざるえないかなというピッチングだった」と分析した。
阪神戦は今季6度目の先発で、1勝3敗、防御率4.76と苦しい投球が続く。被打率は.320を数え、佐藤氏は「名前負けしてるのかな。阪神もガンガン打って勝ってきてるわけじゃないんだけどね」と指摘した。
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