試合終盤の直球勝負は「配球ミス」 阪神バッテリーに元投手コーチ「100球近く投げれば、ボールの威力は変わってくる」
「変化球の調子が悪かったのか分からないけど、ストレート系が多かったね」と振り返った佐藤氏。6回までに85球。酷暑もあってか、7回に変調した。「前半のストレートの勢いと、100球近く投げてからのストレートでは、威力が変わってくる。そこを捕手(坂本誠志郎)も感じ取らないといけない」と指摘した。
3本のタイムリーのうち、2本は代打に浴びた。「代打で来るバッターが何を待つか。初球にカーブなんて待たない。大城(卓三)も外国人(キャベッジ)も、そういうバッター。そこに(直球を)投げて、打たれてしまったのは、ちょっと残念な結果」と断じた。
7回をしのぎきれば、自慢の救援陣が控えていた。それだけに、悔やまれる配球と失点に映ったのだろう。今回の経験は、タイトル争いも佳境に入る9月以降の戦いで糧にしたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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