鷹28歳外野手の「目」から始まった猛攻 元阪神コーチ「出塁率のタイトル獲るぐらい選球眼がいいってこと」【日本シリーズ】
パ・リーグ最高出塁率のタイトルを獲得したソフトバンク・柳町(C)産経新聞社
「SMBC日本シリーズ2025」の第2戦が、10月26日にみずほPayPayドームで行われ、ソフトバンクが10-1で阪神に大勝。対戦成績を1勝1敗として、28日の第3戦から舞台は甲子園に移る。
【動画】振り出しに戻る 2025年10月26日 【阪神 vs ソフトバンク】 佐藤義則の眼
ソフトバンクは初回に先発の上沢直之が1点を先取されたが、その裏に反撃。5番・栗原陵矢に同点打、6番・山川穂高に勝ち越しの右中間2点二塁打が生まれた。
しぼみかけた好機だった。無死一、二塁から3番・柳町達が初球にバントの構えをしたが、見送り。飛び出した二塁走者の柳田悠岐が憤死し、一死二塁と局面が変わった。ここで柳町はフルカウントから、阪神先発のジョン・デュプランティエのナックルカーブを見極め、四球を選んだ。
外角低め。ストライク判定されても、おかしくない際どいコースだった。しかし、この出塁が大きく、後の逆転につながった。
現役時代は阪急、オリックスで活躍し、阪神を含めセ・パ5球団で投手コーチを歴任した佐藤義則氏は「出塁率のタイトルを獲ってるぐらい、それだけ選球眼がいいってこと」と今季.384でパ・リーグの最高出塁率に輝いた柳町を評した。
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