来春センバツの関東・東京の6枠目は選考難航か 万人が納得の「決定戦」が行われない理由
同じ関東内ならともかく、東京の準優勝校との比較というのは、確かに不思議な話でもあります。
ならば、スッキリする方法として、関東4強入りを逃した8強校4チームでミニ・トーナメント戦を行い、勝ち抜いたチームが東京の準優勝校と激突する。その勝者が「関東・東京6校目」となる「決定戦」が行われれば、万人が納得する選出になるとの議論もあります。
しかし、そうはならない理由について、前述のデスクはこう説明します。
「そこに曖昧な点があるからこそ、選考委員会のバリューが高まり、結果が注目される。あくまでセンバツ高校野球大会は『招待試合』ということです。主催者のお眼鏡にかなった参加校だけが、春の甲子園に集うことができる。だからこそ、夏と違った大会の特色、個性になるんです」
選ばれた学校は喜び、落選した学校はうなだれるのが、1月下旬の『風物詩』。高校野球ファンはその結果を、固唾をのんで見守るしかなさそうです。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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