辿り着いたMLBでのキャリア継続は叶うか 36歳、菅野智之の可能性「なぜ成功しなかったのかは分かっている」
その上で同メディアは、「個人的な視点で言えば、なぜ成功しなかったのかは分かっている」と語る菅野にとってのルーキーイヤーが「初めてMLB打者とした1年で、学習期間と捉えるのが妥当だ」と評価。新契約を勝ち取る可能性を次のように論じている。
「36歳になった年齢を考慮すれば、買い手となる球団は1年契約を提示する可能性が高い。スガノの総合的な指標は、より分析を重視する球団のフロントオフィスには魅力的ではないかもしれないが、強力な制球力と5日に1回は先発できる能力は有利に働くはずだ。現時点で、憶測の域を出ないが、昨オフにはジャイアンツとエンゼルスが獲得に興味を示しており、この2球団が再び関心を示す可能性や、オリオールズとの“再会”もありえるだろう」
今オフのメジャーリーグのFA市場は、ディラン・シーズやレンジャー・スアレスなど投手だけで見ても実力派がひしめいている。それだけに菅野がどのタイミングで、どれだけの評価を受けるかは不透明な情勢だが、衰え知らずのベテラン右腕の行く末を興味深く見守りたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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