金満メッツは村上、岡本の獲得に動かない!? “オフの主役”が日本人打者を必要としない理由とは「大きなリスクが伴う」「短期契約に限られるだろう」
また、村上の一塁、三塁、それぞれの守備スキルが決して高くはないとして、「ウィル・サモンによると、(編成本部長の)デビッド・スターンズが公言している『守備重視・失点防止の方針』がムラカミ獲得の妨げになっている」と断じている。
その上で、メッツの村上への対応では、「もしアロンソがチームを去った場合にその穴を埋める魅力はあるが、全体的なリスクの高さを考えると、スターンズはより確実な実績を持つ選手に資金を投じる可能性が高い」と同メディアは予想する。
一方の岡本に対しては、守備や打撃での確実性は村上よりも優れていると分析しており、「今オフのFA市場には守備力のある三塁手が少ないため、オカモトの争奪戦が激化する可能性もある」と論じている。その見通しを踏まえ、「メッツは30歳前後で市場に出る選手への長期契約に消極的なため、2025年6月30日に30歳を迎えるオカモトに関心を示すとすれば、彼の市場価値が高騰せず、短期契約を受け入れる場合に限られるだろう」などと説明。
加えて、現在のメッツの野手陣の状況にも触れ、「現時点でブレット・バティやマーク・ビエントスなど三塁手候補は豊富だ」と同ポジションの層の厚さを強調している。
村上、岡本といずれもメジャーの打者にも引けをとらない打撃力を誇るも、今オフのメッツはより手堅い補強を推し進める可能性が高いようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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