「本当に変われるか」バウアーの“小園バット蹴り”が波紋 NPBで生じた蛮行に米紙も疑問視「尊敬を重んじる日本で大きな意味を持つ」
今季は20先発で防御率4.34、WHIP1.35、被打率.264と精彩を欠いているバウアー。そうしたパフォーマンスの低調さにも触れた同紙は「彼の行動を“闘志の表れ”と呼ぶ人もいれば、単なる無礼だと片付ける人もいる。いずれにしても、MLBのアナリストたちはより厳しい見方を強めるだろう」と強調した。
さらにやり返した小園の振る舞いを「彼はアスリートらしく、独自の方法で正義を執行した」とも伝えた『Marca』は、バウアーを厳しく非難している。
「バウアーはNPBで新たなスタートを切るはずだった。しかし、今回のような瞬間は、彼が本当に変われるかどうかという疑念をさらに強めるものだと言える。フィールド上でも状況は明るくなく、そのキャリアは危機に瀕している」
投手としての高いプライドを持つバウアー。それだけに思うように行かない現状にフラストレーションが溜まっているのは想像に難くない。しかしながら、今回の行動は彼の心象を悪くしてしまった感は否めない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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