代理人はMLB復帰に動く バウアーが複数球団と交渉か 米球界には「チャンスは比較的小さい」と“懸念”も
もっとも、バウアーの抱えていた過去の問題に懸念を示す関係者は少なくない。2021年に知人女性に対するDV禁止規定違反でメジャーリーグ機構から324試合の長期の出場停止処分(その後、処分は194試合に短縮)を受けた。今年10月に当該女性との和解が成立したものの、いまだ当人の振る舞いを問題視する声はある。米紙『Los Angeles Times』の取材に応じた元球団社長も「バウアーがメジャー球団と契約することになれば驚きだ。契約のチャンスは比較的小さいだろう」としていた。
弱くはない逆風は吹いている。それでもメジャー復帰を模索しているというバウアー側の動きは、NPBにどのような影響をもたらすか。いずれにしても、32歳の怪腕の去就は今オフの小さくない注目を集めそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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