「バウアーはすごい怒りまくっていた」 剛腕がチーム内"怠慢プレー"に見せた鬼の顔をDeNA元首脳が証言 今季のミス減少が期待される「理由」とは
バウアー加入による相乗効果も期待されている(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
昨年3位からの下剋上で日本一を達成したDeNAがキャンプイン直前になって大きな補強を果たした。
トレバー・バウアーの2季ぶりの復帰が27日に発表された。元サイ・ヤング賞投手が再び戦いの輪に加わることで昨年の日本一軍団の課題でもあった投手力に厚みが増すことが期待されそうだ。
本人もやる気満々だ。すでにファンに向けてのメッセージでは沢村賞獲得を目指すとして、シーズンでのフル回転を誓いながら、「(前回は)優勝することができなかったのでそのすべてを変えたいです」と力強く宣言している。
2季ぶりのチーム復帰となる剛腕のチームへ与える影響には球界内からも考察の声があがっている。
バウアーが在籍した23年シーズンをDeNAで巡回コーチを務め、昨季は2軍監督としてチームを見守り、シーズン限りで球団を離れた青山道雄氏が元楽天監督の大久保博元氏のYouTubeチャンネルに出演。28日に「2024年DeNA二軍監督の青山さんにバウアー加入について直撃!!」と題し、更新された動画内でバウアー再加入でチームに期待される相乗効果について語っている。
「(チームの)みんなに影響力はすごくある投資だと思う」と青山氏はコメント。
23年当時のバウアーの姿勢に関して「すごいね、準備のしかたというか考え方が」として、具体的には頭部にカメラを着けて、キャッチボールの軌道を見たりなど、探求心にあふれていたという。
バウアー個人に関しては「チームというか自分のことはせいいっぱいやる」として、一方で自身が投げているときに怠慢とも感じられるプレーに対しては厳しい目を向けたこともあったという。