巨人レジェンドOBからも要望 「自前の選手を育ててほしい」の切実 今季2桁勝利は山崎伊織のみ「中途半端な仕上がりで急きょ1軍のマウンドに上げざるを得ないピッチャーを何人も見てきた」
就任2年目の阿部監督も厳しい戦いを強いられた(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
巨人で監督も務めた野球評論家の堀内恒夫氏が10月14日に「自前の選手を育ててほしい」のタイトルで、自身のブログ「今日もどこかであくたろう」を更新。
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昨オフには大型補強を成し遂げながら、レギュラーシーズンは貯金1のリーグ3位で終了。再びオフにはFA選手の獲得を目指すとする古巣の現状に、思いをつづっている。
堀内氏は同ブログの中で「巨人軍の2025年シーズンが終わり早速、新聞の一面には巨人『先発補強』との見出しが。調査しているとのことで実際に選手の名前も挙がっていた」と記し、実際に今季先発陣で2桁勝利は11勝をマークした山崎伊織のみという苦戦もあり、「先発ピッチャーが足りないのは事実だと思う。そこに異論はない」と球団の補強方針には理解を示した。
一方で「でも、ただ足りないからと言って仕上がっている選手ばかりを集めて固めてしまってはその先がないと思うんだ」と続ける。
オフの獲得を目指すとする投手には日米通算165勝右腕、日本球界復帰を希望する元広島のエース、前田健太、中日を支えてきた柳裕也の名前も取りざたされている。
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