6連敗中の藤川阪神に「合流、まだか」昨年1軍完走、グランドスラムも記録 起爆剤としても期待される22歳若虎の存在感
その意味ではファームで調整を続けるロマン砲・前川右京も注目となる。
「6番・左翼」で開幕戦を飾った若虎は4月は自己最長の14試合連続安打、打率.308と好調をキープするも5月に入って、打率.093と急失速。
5月22日に2年ぶりとなるファーム落ちとなると再びの上昇気流をつかむために必死にバットを振った。ウエスタンリーグの試合では、そこまで面識のなかった、球界屈指のスラッガー、ソフトバンク・近藤健介にも助言をもらうなど、もがいている様子も伝えられた。
今季が高卒4年目シーズン、入団時から頑健な身体、優れたバットコントロールで知られており、昨年はキャリア初の1軍完走。6月16日のソフトバンク戦では相手先発、石川柊太からプロ初となる豪快なグランドスラムを放ったことも話題を集めた。
ファームで最近は、一塁守備に取り組んでいることも伝えられている。ウエスタンリーグでは12試合に出場、打率.432、長打率.703、OPS、1.265(14日現在)と別格の成績を残している。
前川をめぐってはファンの間からも「合流、まだか」「そろそろ、1軍で見たくないですか」「1軍、期待してるで」など待望論も根強い。
果たして背番号58が1軍再合流となったときはV奪回を目指すチームのどんなピースを担うのか。今後も注目の存在となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】首位阪神にいよいよ「最強のピース」投入か ファームで驚異の.765 22歳外野手の存在感
【関連記事】「もうやめたい。どう断ろう…」ドラフト指名に苦悩した大学生がなぜ? 阪神・岩崎優が100セーブ超えの“鉄腕守護神”になれた理由
【関連記事】阪神29歳内野手の“仕事人ぶり”にX注目 指揮官も思わず笑顔の2試合連続打点も話題「いよいよスーパーサブの枠におさまらなくなってきた」






