打撃好調で独走状態の阪神 球界OBが訴える得点力アップへのキーマンは?「復調するかどうかが夏場の戦いに重要」
その上で、前川が5月以降で不振に陥った理由を説いており、「調子が良いばかりに、自分のストライクゾーンを広げてボール球まで打つようになり、調子を崩した」と指摘。他にも、「早いカウントからボール球を打ちに行くのが目立っていた」と述べるとともに、今後について、「厳しいコースまで手を出す必要が無いから、ゾーン内のボールをしっかりと打ちに行って欲しい」と訴えている。
5月上旬より前川がスタメンから外れて以降、現在まで阪神は6番にさまざまな打者が起用され、固定できていない状況が続いている。下柳氏は、「6番打者がずっと阪神にとって弱点になっていた」と過去のシーズンからの課題であると強調しながら、「前川君が復調するかどうかが、阪神が夏場に向かうにあたり重要。6番にしっかりハマってくれれば、得点力が上がるのでは」と期待を込めている。
不調から2軍落ちも経験した前川は先月末、久しぶりにスタメンにも名を連ねた。好調な打線を支える存在として、夏場以降の戦いで再びレギュラー奪還となるか。ペナント制覇のカギを握る1人として、注目が集まる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【柳に風(下柳剛公式チャンネル)の当該動画はこちら/https://www.youtube.com/watch?v=c9CHi6MjOx0】
【関連記事】「前川は育てなきゃいけない選手だと…」 球界OBが藤川阪神の”ポジション問題”を指摘 右翼サトテル固定で心配される不具合「それじゃ、若手は育たん」
【関連記事】「バッターが悪くなる兆候やね」岡田彰布前監督が阪神・森下の打撃に示した“懸念” 気になるポイントを指摘「でも、ストライクなんよ」
【関連記事】「もうやめたい。どう断ろう…」ドラフト指名に苦悩した大学生がなぜ? 阪神・岩崎優が100セーブ超えの“鉄腕守護神”になれた理由






