疑惑の判定で見逃し三振に倒れ、驚くペルドモ(C)Getty Images
現地時間3月15日に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝で、米国代表がドミニカ共和国代表を2-1で破り、3大会連続の決勝進出を決めた。だが、試合の結末は大きな議論を呼んでいる。米誌『Sports Illustrated』や米スポーツ専門サイト『Sporting News』などが、最後の判定を「物議を醸すストライク判定」として詳しく報じている。
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問題の場面は9回裏、二死三塁。ドミニカ共和国は1点を追う展開で、打席にはヘラルド・ペルドモ。米国の守護神メイソン・ミラーとフルカウントの攻防となり、8球目に投じられた低めのスライダーを悠然とペルドモは見送った。
ところが、球審コーリー・ブレイザーはこれをストライクと判定。見逃し三振が宣告され、試合はそのまま終了した。『Sports Illustrated』はこの判定について「素晴らしい試合が、最悪の三振コールで終わった」と指摘。映像を見れば「明らかに低めだった」として、試合の終わり方に疑問が残ったと伝えている。
一方、『Sporting News』も「審判の誤った判定で試合が決まることは誰も望まない」と強調。リプレー映像ではボールがストライクゾーンを外れていたとみられ、「ドミニカ共和国の大会敗退と米国の決勝進出を決める最も重大な一球となった」と断じた。
この試合では、8回にフアン・ソトが見逃し三振となった場面も、低めの変化球がストライク判定となり、疑問の声が上がっていた。『Sporting News』は「この試合ではストライクゾーンが安定していなかった」と論じている。