最強ドミニカの“誤審”だけじゃない敗因 狙いすぎた打線、起用しなかった代走…MLB公式が指摘「さまざまな『もしも』を抱えて去った」【WBC】
豪華メンバーを揃えたドミニカは、最後に緻密さを欠いたのかもしれない(C)Getty Images
現地時間3月15日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝、米国-ドミニカ共和国のゲームがローンデポ・パークで行われ、米国が2-1で勝利し決勝進出を決めた。1次ラウンドから全勝を続けてきたドミニカは、原動力だった高い打撃力を見せられないまま敗れ、3大会ぶりのファイナルに届かず涙を飲んだ。
【動画】アメリカの決勝進出を決めた“誤審” ドミニカ打者が怒った判定シーン
2回にジュニオール・カミネロのアーチで1点を先制したドミニカだったが、4回に米国のガナー・ヘンダーソン、ローマン・アンソニーにそれぞれソロ本塁打を許して追いかける展開に。そこから互いに追加点が無いまま試合が進み、予想外とも言えるロースコアでの決着。ドミニカは得点圏にランナーを進める場面を作りながら、あと1本が出なかった。
メジャー公式サイト『MLB.com』でも、準決勝終了後のトピックにおいて、この試合とドミニカの今大会の躍進を振り返っている。
同メディアは、「唯一のWBC優勝から13年。ドミニカは今大会、最初の5試合を圧倒的な勢いで勝ち上がり、対戦相手を次々となぎ倒してきた」と評し、「本塁打数、得点数、防御率のいずれでも大会トップに立ち、すべてが完璧に噛み合っていた。超強力な打線が、日曜夜に行われた米国代表との試合でもそのまま突き進むかに思われた」と綴っている。
また、試合の最終打者となった、ヘラルド・ペルドモの見逃し三振が“疑惑の判定”として話題となった騒動にも言及。「その球はストライクゾーンの下に外れているようにも見えた」としながらも、「だが、ドミニカの監督アルバート・プホルスにとって、それは問題ではなかった」として、指揮官の試合後のコメントをフォーカス。プホルス監督は、「最後の一球に焦点を当てたくない……ああいう判定を批判するつもりはない」と述べた他、「そういう運命ではなかったんだ」などと語ったという。







