運命の最終回に被打率.000の絶対的守護神は「使えなかった」 敗れた米代表監督が告白した“球団ありき”の裏事情「本当にどうかしている」【WBC】
だが、デローサ監督はミラーを使わなかった、いや使えなかった。米紙『USA Today』などによれば、試合後の会見で指揮官は「パドレスを尊重した。もしも、我々がリードしていれば、彼を投入するつもりだったが、同点の状況で彼を投入することはできなかった」と告白。保険適応などの“縛り”の都合からセーブ機会でしか登板を許可されていなかったという驚きの内部事情が明らかになった。
ここにサッカーのワールドカップとは一線を画すWBCのいびつさがある。代表チームが置かれた切迫した状況よりも、レギュラーシーズン開幕を控える球団の事情が最優先にされるのだ。
当然ながら敗因とも言えた采配、そして“裏事情”には批判が噴出。米メディア『DraftKings』の番組などに出演するインフルエンサーのジョーダン・ムーア氏は自身のXで「セーブシチュエーションでない限り、ミラーは登板できなかったなんて……。これは心底馬鹿げてる。本当にどうかしているルールだ」と断じた。
もしも、あの場面で違う起用法ができたなら――。スポーツの世界に「たられば」は付き物だが、タイトルの懸かった一戦に敗れた直後では、そのハレーションは大きさを増す。
無論、長丁場のレギュラーシーズンを控える選手たちを「守るため」の措置ではある。とはいえ、WBCの競争力をより高めていくなら、開催時期を含めて改善すべき事情だと言えるのではないだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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