問われる“敗者”の資質 波紋を生んだ表彰式での米ナインの振る舞い 母国記者は批判の声に異論「もはや銀メダルは望んでなかった」【WBC】

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 一方で選手の心境を慮る識者もいる。米版『Yahoo! Sports』のジャック・ベアー記者は、「カイル・シュワバー、ローガン・ウェブ、ピート・クロウ=アームストロング、ボビー・ウィットJr.、ローマン・アンソニー、ゲイブ・スパイアー、メイソン・ミラーが、ダッグアウトに着く前にメダルを外していた」と指摘。ファンから批判の的になっていることも伝えた上で、「選手たちの感情は理解ができる」と“異論”を展開した。

「このWBCを通じて、アメリカほど真剣に大会を捉えていたチームはなかった。2023年大会では日本に名勝負の末に敗れ、大きな失望を味わった雪辱を果たすことが彼らの大義だった。かつてないほどの陣容となった選手たちは、もはや銀メダルなど望んでいなかったのだ。そもそもWBCがわざわざオリンピック式の表彰式を行うこと自体が、奇妙だと言っても過言ではない」

 SNSが発展し、勝者にも、敗者にも、スポーツマンシップが強く求められる昨今。だが、敗れた者の感情に見る側の配慮が少しだけでもあってもいいのかもしれない。決勝で負ける悔しさは、当事者にしか分かりえないのだから。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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