重要な局面でことごとく精彩を欠いたジャッジ(C)Getty Images
現地時間3月17日に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝で、米国代表はベネズエラ代表に敗戦。3年前に日本代表に敗れた決勝と同スコア(2-3)で悲願の世界一を逃した。
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終盤の9回表に1点を勝ち越され、万事休すとなった米国。攻守に洗練されたベネズエラに主導権を握られ続けた一戦にあって、いわば“戦犯”と言える厳しい評価を受けているのは、主砲アーロン・ジャッジだ。苦手と指摘されてきた大舞台で4打数無安打、それも3三振と結果を残せず……。上位打線の核となった主砲の豪打が鳴りを潜めたために、打線は機能せずに破壊力に欠けた感が否めなかった。
大会前から「優勝以外はありえない」と言われながら、覇権奪回を逃してしまった。その責任の矛先は、主将として誰よりも早く参戦を決意したジャッジに向けられている。スペイン紙『Marca』のアメリカ版は「ジャッジは“世界最高の打者”という称号には程遠く、何も得られずに帰ってきた」と厳しい論調で書き立てた。
まず、決勝での敗北を受けて「メンバーにどれほどスター選手を揃えていようとも、勝利は保証されていない。それは米国の教訓だ」と指摘した同紙は「2026年のWBCにおける米国代表の敗北は、多くの人々によって『失敗』として記憶されるだろう。そして言わなければならないのは、最も批判の的となる選手の一人が、アーロン・ジャッジだということだ」と糾弾した。