収益がソウル開催の240%増! 仰天数字ラッシュを見せた東京シリーズの盛況に韓国メディアは羨望「すべて大谷翔平のおかげだ」

大谷を中心に日本列島でも大フィーバーとなった東京シリーズ。(C)Getty Images
世間の目がいかに野球、そしてドジャースと大谷翔平に向いていたか。それを如実に示す驚くべき数字が明らかになった。
現地時間3月21日、MLB公式サイトは、今月18日と19日に東京ドームで実施されたドジャースとカブスの開幕シリーズ2連戦における興行結果を公表。第1戦の日本国内のライブ中継の視聴者数が、日本テレビ、AMAZON PRIMEなどすべてのプラットフォームの数値を合計して、2500万を超えたとした。
これまでMLBの最多視聴者数は昨年に韓国・ソウルで行われた開幕シリーズ(ドジャースvsパドレス戦)第1戦で記録された1870万。さらに日本開催のMLB公式戦での過去最多視聴者数は2019年にイチロー氏の引退試合ともなったアスレチックスとマリナーズの開幕戦で記録した560万であった。こうした数字を見ても、大谷翔平ら5人の日本人選手が凱旋した今シリーズの反響の大きさがうかがえる。ちなみに第2戦の視聴者数も2300万と歴代2位となっている。
また、グッズ販売の売り上げも半端ではない。ありとあらゆる関連商品のセールスはなんと約4000万ドル(約59億6000万円)をマーク。こちらもMLBが敢行したワールドツアーにおいて過去最大で、歴代1位だった2024年ロンドン・シリーズの数字を320%も上回った。
歴史的な盛況ぶりに思わず脱帽したのは、韓国メディア『OSEN』だ。1年前に国内で巻き起こった大フィーバーに沸いていた彼らだが、瞬く間にあらゆる売り上げ記録を塗り替えられたことで「日本人が5人も帰ってきたのだから、関心が集まるのは必然」とポツり。そして「すべて大谷翔平のおかげだ。彼のおかげでMLBはほくそ笑んでいる」と断言した。