遠藤航のリバプール移籍が決定的と各国報道 英国内ではすで「条件に合意」「サプライズ契約を結んだ」とも
リバプール移籍が秒読みの遠藤。新天地での活躍に期待したい(C)Getty Images
シュツットガルトの遠藤航がイングランドの名門リバプールへ移籍することが決定的となった。欧州各国メディアが一斉に報じている。
イギリスの大手国内紙『The Guardian』は現地時間8月16日(日本時間17日)、公式サイト上において「リバプール、シュツットガルトMFワタル・エンドウを獲得」と銘打った記事を配信。その中で「リバプールはシュトゥットガルトから日本代表守備的ミッドフィールダー、ワタル・エンドウを1800万ユーロ(約1540万ポンド)で獲得するというサプライズ契約を結んだ」と決定事項として報じた。
記事の中ではリバプールが獲得を目指していたモイセス・カイセド、ロメロ・ラヴィアがいずれもチェルシーへの加入が有力とされていることも伝えている。その上で「(遠藤との)今回の契約では、そのような問題は予想されていない。日本代表とシュツットガルトの両方でキャプテンを務めるエンドウは、すでに個人的な条件に合意しており、この移籍をキャリア最大のチャンスと考えている」として、本人も移籍に前向きであることも紹介している。
ドイツのサッカーメディア『Kicker』でも長年、同国クラブで活躍した日本人プレーヤーのニュースに反応。「リーグ初戦を目前に控え、VfBシュトゥットガルトはキャプテンを失うかもしれない」と見通しており、「シュツットガルトのキャプテンであるエンドウは現在、リバプールに引き抜かれようとしているのだ」として、8月16日のトピックの中で現状について報じている。