遠藤航、公式戦初スタメンでの現地評価はさまざま 失点関与もあった中、与えられた82分での評価は!?
一方、英サッカーメディア『90MIN』では10点満点中の「7」と高い採点となっており、「時折、アルネ・スロット監督が彼をあまり起用しない理由が見える場面もあったが、称賛に値する粘り強いパフォーマンスだった」と振り返っている。
さらに、『ANFIELD INDEX』でも、オウンゴールのシーンをフォーカスしながらも、「前半を通して、徐々にその安定したプレーが開花。後半に入ると、31歳の彼はボールを奪い返そうと躍起になりパフォーマンスを向上させていった」と分析する。
遠藤の公式戦初スタメンのパフォーマンスは、失点のきっかけとなる不運なプレーもあっただけに、評価が分かれる結果となった。また、これまでのスロット監督の起用法をみる限り、リーグ戦では再び遠藤が控えに回ることも既定路線だと思われ、この1試合のプレーでチーム内の序列が大きく変わることは無いはずだ。
だが、この試合での遠藤は後半から出場した主力組と、相手陣内でも好連携をみせていただけに、日本人MFの攻撃面を課題とする指揮官への“返答”として、上々のプレーだったと言えるのではないだろうか。今季、最初のスタメンとなった遠藤の82分間をみる限り、この先も引き続き、常時出場を求める声が高まり続けていくことは間違いないだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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