“クローザー”の遠藤航は必要か? 専門サイトが価値を強調「エンドウの役割はさらに重要となる」

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過密日程において遠藤の価値は高まるだろう(C)Getty Images

 リバプールの遠藤航は現地時間12月10日(日本時間11日)、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節として行われた、ジローナ戦の89分からピッチに立った。1-0でリードした場面の中、遠藤はアディショナルタイムを含め、試合終了までのおよそ10分間プレー。1点差を守り切ったリバプールが勝利し、遠藤は今季定着しつつある「クローザー」としての役割をこのゲームでも果たしている。

【動画】サポーターからの信頼を得る遠藤航 途中交代でピッチに入る際のチャント





 公式戦では3試合ぶりの出場となった遠藤だが、ゲームの最終盤で自らの持ち味を発揮し、見事に勝利に貢献した。スタメンでのプレーの機会をなかなか得られていない遠藤だが、与えられた時間で献身的な働きは変わらず、それ故に現地メディアからの評価も高まり続けている。

 クラブの情報を専門に扱う『ANFIELD INDEX』が現地時間12月12日にリバプールのサブメンバー5選手を取り上げるトピックを配信した。ディフェンダーのジャレル・クアンサー、フォワードのハーベイ・エリオット、中盤のフェデリコ・キエーザ、トレー・ニョニともに、遠藤の存在もクローズアップされている。

 同メディアは背番号3のパフォーマンスについて、「経験豊富なエンドウはアルネ・スロット監督にとって信頼できる存在」などと評しており、その上で、「プレッシャーのかかる場面で重宝されている」と指摘。さらに、「“フィニッシャー”として起用されることが多いエンドウは、僅差の試合を締めくくる上で重要な役割を果たしてきた」と振り返り、「例えば、クリスタル・パレス戦やブライトン戦での勝利の終盤における彼のパフォーマンスは、その価値を証明するものだ」などと貢献度を強調する。

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