「衝撃的なまでに酷かった」リバプール、0-3の惨敗…”7戦6敗”の現状に地元メディアも落胆「もはやスロットは逃げようがない」
不振が続くリバプール。スロット監督への批判は避けられない状況だ(C)Getty Images
昨季王者がまたも屈辱的な敗北を喫した。
リバプールは現地時間11月22日のプレミアリーグ第12節でノッティンガム・フォレストとホームで対戦し、0-3で敗れた。前節のマンチェスター・C戦(0-3)に続いての3点差での連敗とあって、試合内容には厳しい評価が下されるとともに、アルネ・スロット監督の立場も揺らぎ始めてきている。
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序盤から厚みのある攻撃で相手ゴールに迫っていたリバプールは、フィニッシュの精度を欠き得点が奪えない状況が続いた。相手の固い守りを崩せずに時間が経過し、33分に先制点を奪われると、そこから試合終盤の78分までにさらに2失点。リバプールはゲームを通じてボール支配率やシュート数でも圧倒的に上回りながら、1点も上げられずタイムアップを迎えている。
この日の黒星で、はやくもリーグ戦6敗目が記録されたリバプール。地元メディアによるゲームレポートでは、辛辣な批評が伝えられている。
現地ニュースサイト『LIVERPOOL ECHO』は試合後のトピックにおいて、「レッズは衝撃的なまでに酷かった。失点後の1時間は、近年でも最も弁解の余地がないほど“弱々しい”内容だった」などと酷評。
開幕以降、非難の的となっている指揮官の去就にも目を向けており、スロット監督に対し、「敗戦ごとに敵地サポーターから飛ぶ『朝にはクビだぞ』という野次も、前季の優勝で築いた信用があればこれまで笑い飛ばされてきた」などと指摘。その上で、「解任危機はまだ現実味を帯びていない。だが、このような全くもって惨めな敗北が繰り返されれば、スロットは、アンフィールドの経営陣に責任を追及される状況に置かれるだろう」と見通している。





