問われる基準 WBCの「保険問題」に疑問噴出 過去9年で19度も負傷離脱する米代表戦士が保証される現状に嘆きの声「どうして彼が参加できるのか」
キャリアを通して故障歴が多いバクストン(C)Getty Images
まもなく開幕が迫るワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、深刻な事態に陥っている。
波紋を呼んでいるのは、各国の選手選考を行う際に用いられる保険を巡る問題だ。現地時間1月30日には、プエルトリコ代表の主将を務める予定だったフランシスコ・リンドーアが適用外と審査されたために欠場を決定。さらに同代表では強肩強打の内野手カルロス・コレアも同じ理由で大会参加が叶わない事態となっていた。
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主力の相次ぐ欠場によって「最強メンバー」の構成ができなくなったプエルトリコ代表側は当然のように激怒。母国メディアの取材に応じたホセ・キレス会長は「不公平だ」と強く主張。さらに「アメリカが世界一の金メダルを欲しいのなら、勝手に日本との3試合限定のシリーズをやればいい」と、保険審査がMLBの認可した保険会社によるものである実態に憤った。
そもそも審査を行うのはMLBと選手会が合意の上で選定した保険会社。メジャー40人ロースターに入っている出場選手の過去の負傷歴を調査した上で保証するか否かを判断する。
しかし、審査基準などあやふやな点は少なくない。今大会もアメリカ代表には、直近5年間の欠場率が4割を超えているバイロン・バクストンが選出。故障の尽きない彼に保険が適用されている事実に「不公平」という意見も飛んでいる。





