「ショウヘイを見てみろ」WBCのシーズン中開催に異論 元MLB捕手が指摘した“正すべき不平”「日本は他国と比べ物にならない」
大会終了からほどなくしてドジャースでの実戦調整を開始した大谷(C)Getty Images
ベネズエラの史上初となる世界制覇で幕を閉じた今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。米スポーツ専門局『FOX Sports』で放映された米国代表との決勝戦が史上最多となる1078万4000人を記録するなど一大フィーバーを巻き起こしたが、大会運営を巡っては様々な課題も浮き彫りになった。
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とりわけ問題視されたのは、開催時期だ。第1回大会からレギュラーシーズンの開幕前に実施されてきたWBCだが、出場選手が保険適用の都合から保有権を持つメジャー球団との“制約”を遵守せざるを得ないケースが散見。米国代表の主将を務めたアーロン・ジャッジが「投げられない選手や、特定の日にしか投げられない選手がいた」と証言するように、大事な局面で起用できないという選手もいた。
また、開幕前にコンディションを高めきれない選手もいたため、開催時期の再考を訴える声は噴出。MLBのコミッショナーを務めるロブ・マンフレッド氏も「野球という競技が進化し続ける中で、我々はシーズン中にトーナメントを開催することも全般的に議論を重ねている」と告白。将来的にシーズン中開催に移行するアイデアが懸案されているとした。
無論、レギュラーシーズン中の開催に異論がないわけではない。元ヤンキースの捕手であるエリック・クラッツ氏は、自身がホストを務める『Foul Territory』において「MLBのトップであるマンフレッドがあんな発言をするなんてね」と吐露。むしろ改善すべきは、1次ラウンドの開催地が分かれているトーナメントの在り方だと断じている。
「マンフレッドは日本から移動したわけじゃない。だってそうだろ? ショウヘイ(大谷翔平)なんて、実質的にスプリングトレーニングでの調整期間を丸々失っているようなもんだ。1、2試合に出ただけで日本へ飛び、そこからずっと向こうにいたんだからね。日本や韓国の選手たちが、(マイアミに)移動してきた距離は他の国と比べ物にならないくらいハードなスケジュールなんだ」







