中東危機でWEC開幕戦「カタール1812km」が延期 F1も迂回ルート強いられ混乱広がる
「カタール1812km」が延期に。F1もスケジュール変更を余儀なくされそうだ(C)Getty Images
アメリカとイスラエルがイランを空襲し、中東情勢が悪化したことを受け、国際自動車連盟は3月3日、カタールで3月26~28日に予定していた世界耐久選手権(WEC)の開幕戦「カタール1812kmレース」(ルサイルサーキット)の開催を延期すると発表した。レースは今年の後半戦に組み込まれる予定で、4月19日に開催予定のイモラ6時間レース(イタリア)が今季の初戦となる。
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イランは最高指導者ハメネイ師や政府高官が爆撃で殺害されたことの報復として、湾岸地域全域ににミサイルでの攻撃を開始。米軍施設に限らずホテルや空港なども標的となり、安全が危ぶまれる緊迫した事態となっていた。
WECは開幕戦に先駆けて22、23日と現地でプレシーズンテスト「プロローグ」を実施する予定だったが、空港閉鎖も相次いで機材輸送が不能になる恐れもあり、早々に延期を決断。「WECの運営陣は、中東の政治的状況を踏まえ、カタール・モーター&モーターサイクル連盟(QMMF)と継続的に協議をしてきた。競技者、関係者、ファンの安全と安心を最優先とし、3月26~28日に予定されていた大会の延期を決定した」との声明を出した。
6日に開幕するF1第1戦オーストラリアGP(メルボルン)は予定通り実施する予定だが、メルボルン入りの際に欧州のチーム関係者や輸送便は中東を経由したルートでは移動できず、迂回を余儀なくされるなど混乱を来しているという。







