高校球児・嘉手刈投手は驚きの体重106kg…プロ野球で100kgを超える「現役日本人巨漢ピッチャーたち」
104kgはおらず、103kgは広島の菊池保則。180cmと身長は上記してきた投手より頭一つ分低く、よりどっしりしたイメージ。今季は一時は抑えも任された。現在は中継ぎに戻り、ここまで18試合で1勝0敗1セーブ、防御率3・50。安定感を欠く広島中継ぎ陣の中では貴重な存在の一人だ。
102kgの投手は巨人の澤村拓一(184cm)。今季は不振で現在は3軍で無期限の調整中。指にかかった球の威力は指折りなだけに、復調が待たれる。
101kgは阪神の秋山拓巳(188cm)。今季は7試合に先発し、4勝1敗、防御率3・80と阪神先発陣を支える。
100kgは西武の平良海馬(173cm)ら3人。こちらは菊池よりもさらに身長が低い。独特の愛くるしいシルエットは、昨季の救援での大活躍で全国に広まった。今季は160キロをマークするなど、飛躍が期待される。他に阪神・藤浪晋太郎(197cm)、投打二刀流に挑戦する巨人・戸根千明(174cm)も100kgの大台に乗せている。
100kg超えの投手はこれら10人。プロの世界でも希有な存在で、誰もがインパクトのある球を投げることには疑いの余地はなさそうだ。
ちなみに日本人大リーガーで公称100kg超えは現在はいない。かつてはカブス・ダルビッシュ有やエンゼルス・大谷翔平、マリナーズ・菊池雄星が100kgに達したシーズンもあったが、今季の公称はダルビッシュが99kg、大谷が95kg、菊池が90kgとなっている。
プロ志望届を提出するという嘉手刈。10月のドラフト会議でその名前が指名されることとなれば、プロ野球の世界にまた一人、愛すべき巨漢投手が誕生する。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]