「敗戦は驚きではなかった」金メダルに王手の卓球女子団体、ドイツ監督が完敗を強調「日本は全くレベルが違う」【パリ五輪】
早田、平野、張本の3選手がそれぞれ実力を発揮し、決勝へと駒を進めた日本に対し、敗れたドイツのメディアは冷静な視点でこの試合を分析している。卓球専門サイト『myTischtennis.de』は準決勝をレポートする中で、「日本戦でドイツが3-1で敗れたことは驚きではなかった」と伝えており、「何しろ、対戦相手は現在の世界ランキングで5位、8位、12位だったのだから、ドイツの選手たちは明らかに劣勢だった」と振り返っている。
また、「木曜日の夕方、ドイツチームにとってどれほど困難な課題であるかは、ダブルスの試合開始からすぐに明らかになった。世界トップクラスのハヤタ/ヒラノのコンビは、最初の2セットでユアン・ワンとシャオナ・シャンに対し、明らかにその限界を感じさせていた」として、序盤の戦いを評した。
さらにトピックでは、ドイツ女子チームのタマラ・ボロス監督が試合後に語ったコメントも紹介している。
「結果を考えると愚かと思われるかもしれないが、私は彼女たちに良い試合をしたと伝えた。日本はまったくレベルが違う」
終わってみれば“圧勝”と言える内容で、強豪ドイツを退けた日本。いよいよ五輪の頂点まであと一つとなり、8月10日、金メダルを懸けて王者・中国に挑む。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「気が狂いそうになった」英ボート選手が苦情相次ぐ選手村の環境を猛批判「ここにいなくて本当によかった」【パリ五輪】
【関連記事】女子卓球で衝撃事態! 金メダルの陳夢に中国ファンが中指を立てる蛮行 国内メディアも嘆き「本当に恥ずかしい」【パリ五輪】
【画像】エアコンなしの質素なデザイン? パリ五輪選手村の全容をチェック