「まったく歯が立たなかった」バレー女子日本代表の強さに中国メディアも脱帽!「世界の強豪に仲間入りするのではないか」
日本代表の強さに対戦相手の中国メディアも脱帽した(C)Getty Images
中国のマカオで行われているバレーボールのネーションズリーグ(VNL)は5月31日、女子日本代表(世界ランク8位)が中国(同6位)にセットカウント3-1(25-22、19‐25、25‐18、25‐17)で勝利した。これで通算成績を5勝2敗としている。
日本は強化ポイントに挙げていた「サーブ」が冴え、第1セットは2連続で山田二千華のサービスが決まるなど、このセットを先取。第2セットは落としたが、第3セットはキャプテンの古賀紗理那のスパイクなど7連続得点で主導権を握ると、25‐18でこのセットを奪った。
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迎えた第4セットも中盤の連続得点で日本ペースに。このまま逃げ切って、セットカウント3-1でアジア最大のライバル相手に勝利した。両チーム最多25得点の古賀とともに、第2セットの途中から入って18得点を奪った井上愛里沙の活躍も光った。
これにより、世界ランキングにも変化が生まれた。海外メディアも反応し、『Volleytrails』はXで「世界ランキング8位の日本が、6位の中国を4セットで破った。この勝利により、日本は世界ランキングでセルビアを抜いて7位に浮上した」と伝えている。
対戦国の中国メディア『新浪体育』は「現在、日本の女子バレーボールチームはアジアで2位であり、総合力は当然中国の女子バレーボールチームには及ばないが、チームのプレースタイルは目を引くもので、速攻戦術を駆使し、さらに卓球のダブルスのように一体となって収束していくため、中国の女子バレーボールチームはまったく歯が立たなかった」と、脱帽した。