大坂なおみ全米オープン5年ぶりベスト16 「コート上で“禅”を行っているように見えました」熱血漢が超独自視点で称賛
そして勝負の第3セット。松岡氏は「トイレットブレイク」が転機になった指摘した。「禅・なおみさん」というタイトルを置き、「なおみさんはこれまでにない姿を見せました。新しいコーチと一切アイコンタクトをせず、見ていたのはラケットだけ。外ではなく内に視線を向け、深い集中に入っていく。僕には、まるでコート上で“禅”を行っているように見えました」と述懐。「ショットが決まろうが、ミスをしようが、相手に決められようが、なおみさんは静かに自分と向き合い続けていた」と評価した。
その上で「メンタルを整えたことで、一気に本来のテニスを取り戻し、最後は、サーブもフォアもバックもなおみさんらしいスーパーショットが炸裂!最高のテニスで勝利を掴みました」と勝因を語った。
大阪は4回戦で第3シードで世界3位のココ・ガウフ(米国)と対戦する。松岡氏は「個人的には、今日のような苦しい試合を経験したことが、ガウフ戦に勝つための大切な準備になったと感じています」と展望を語り、最後は「インタビューでは、相変わらず可愛らしい笑顔ものぞかせたなおみさん。やっぱりニューヨークが似合います。なおみさん、あなたのおかげで、僕も日本の皆さんに“テニス”を伝えることができています。本当にありがとう!そして4回戦進出おめでとう!!」と熱いメッセージで締めくくった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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