＂癖バレ＂の困難も乗り越え… 山本由伸5回2安打無失点ピッチング パドレス打線を封じ込めた「ポイント」とは
山本は大一番でしっかり結果を残した(C)Getty Images
ナショナル・リーグ地区シリーズ第5戦は現地10月11日（日本時間12日）にドジャースの本拠地で行われ、ドジャースがパドレスを2ー0と下し、3年ぶりの優勝決定シリーズへと駒を進めた。
チームの勝利にはこのシリーズ2回目の先発マウンドとなった山本由伸が5回2安打無失点とゲームを作ったことが大きかった。
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初回は10球で強力パドレス打線を三者凡退に抑えると、1点リードの3回一死からカイル・ヒガシオカ、ルイス・アラエスの連打を浴びるも、今回の地区シリーズ含めここまでPSで4本をマークする絶好調のフェルナンド・タティスjr．を迎える。ここを三ゴロ併殺で乗り切ると5回もザンダー・ボガーツを内角低め直球で見逃し三振に続くデービッド・ペラルタを二飛、ジェーク・クローネンワースを一ゴロに仕留めるなどゲームを支配した。
山本といえば同シリーズ初戦のマウンドを託され、3回5失点とパドレス打線につかまっていた。
めぐってきた再戦の機会に強力打線をどう封じるかが注目されていた。
このポイントに関して山本は試合後のインタビューで「初回からしっかりストライクゾーンに投げられたことがいいピッチングにつながった」ときっぱり。
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