ヤンキース、長打力頼みの戦い方を米メディアが懸念 本塁打偏重に潜むリスクを危惧「優勝チームに必要なバランスを欠いている」
また、昨シーズンのドジャースとのワールドシリーズを回想し、「ドジャースはヤンキース戦でも重要な場面で本塁打を放ったが、それ以上に『小技』を絡めた攻撃で得点を重ねた。一方、ヤンキースは長打頼みだった」などと振り返る。
その上で、「スタントンやジャッジのような選手は打撃アプローチを変えるべきではないが、ジャズ・チザムやアンソニー・ボルピのような打者は、一発を狙うよりも出塁を重視した方がチームにとっては有益かもしれない」と打線の役割についての持論を展開。
同メディアは、ここからの戦いを勝ち抜くために方向転換が必要であると訴え、「昨シーズンは“本塁打数でリーグトップ”という事実が逆に敗因となった。2024年のチームと同じ轍を踏まないためには、ブーンがヤンキースの攻撃哲学を変える必要がある。それさえ実現できれば、ニューヨークはワールドシリーズ制覇に最も近いチームの一つとなるだろう」などと綴っている。
まさに今回のトピックは、「ブロンクス・ボンバーズ」と呼ばれる名門球団にとって、切実な内容の主張と言える。果たしてヤンキースは今後、勝負所において、より手堅い戦い方に舵を切ることになるのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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