“小さな大魔神”は復活するのか 過去2年で5セーブの山﨑康晃が葛藤しながら決意した2つの変化「怖さはありますよ」【DeNA】
復活を支える仲間との“絆”
現絵時代にブルペンで苦楽を共にした藤岡好明投手コーチも復活に期待を寄せる。
昨シーズンはくふうハヤテの一員として山﨑を見つめていた記憶は苦いものだ。
「対戦していてもヤスが打たれてウチが勝つことがありました。思ったようなパフォーマンスが出せていないんだなって…」
そんな複雑な心境も相まって、「今年からまた一緒になって、いろんな取り組みをして変化を求めている姿を見ているとなんとか頑張ってほしいって思いますね。現役を一緒にやっていたからこそ、余計にね」と吐露。そこには人間味溢れる、藤岡コーチならではの言葉が並ぶ。
無論、勝負の世界は厳しい。競争社会の原理を熟知する藤岡コーチは「スライダーを新しい武器にしてプラスアルファになればいいですね。でも基本は4シームと2シームのコンビネーション。こちらも期待値が高いものを求めていますし、妥協も出来ません。それは彼に対しても失礼ですし、やってもらわなくてはいけないことです」と強調する。
こだわりのある9回のマウンドを目指す山﨑は「やっぱり気持ちが入ります」と断言。「今年は1回でも多くヤスアキジャンプを楽しんで貰えるように、僕も技術磨いて頑張らないといけないですね」と意気込む。
小さな大魔神が刻むキャリアの第2章――。挫折を上回る覚悟を背負った背番号19の逆襲が、今ここから始まる。
[取材・文/萩原孝弘]
【関連記事】球界トレンドに逆行する肉体改造 不動のレギュラーを目指す好漢・蝦名がオフに突き詰めた“打者の本質”「飛距離は勝手に出てくれたら」【DeNA】
【関連記事】期待を裏切ったバウアー なぜ超大物助っ人は最後まで打ち込まれたのか? 首脳陣が証言した内情「全てが上手く行かないと塞ぎ込んでいた」【独占】
【関連記事】ベイスターズは変わるのか 村田二軍監督が訴えた“凡事徹底”の根底にある名将に説いた常勝イズム「こちらは巨人軍。決して個人軍にならないでくれ」【DeNA】








