注目集めるミスタードラゴンズの去就 2000安打達成のベテラン野手の移籍はあるか? 球界OBも注目「話をしてもらいたい」
まず今回、9月上旬に大島が抹消となったことには若手への切り替えという点で仕方がない面があるとはいえ、「(首脳陣と)どういう話し合いをして外したのか 気になるところ」とした。
その上で、高木氏は大島に求めるポイントについて語った。「確固たる技術を持っている」「走攻守そろった選手」と認めながら、年齢も上がってきたことで「自分はさておき、若手を鼓舞するとか」といった姿勢が欲しいとした。
巨人でいえば、長野久義や小林誠司が果たしている役割としながら、チーム全体を見渡して、前に進ませるような役割を求めた。そういった姿勢は今後の指導者への道を見据えても生きてくるとした。
来季以降に関しては、現場首脳陣の意向も重視されるとして、大島には「今後野球人生をどうしていきたいのか」という自身の方向性を、指揮を執る「立浪監督とかと話をしてもらいたい」と話し合いを勧める場面もあった。
他球団移籍に関しては年齢的なものなどを加味しても厳しいとしながら、将来の指導者を見据えるのであれば、「同じチームで勉強させてもらったほうがいい」とした。
大島は今季でプロ15年目、19、20年に最多安打のタイトルを獲得するなど、球界を代表する打者として地位を築いた。常勝軍団時代の中日を知る数少ないベテラン選手ともいえる。
果たして今後のキャリアをどう描いていくのか。背番号8の存在が今後も注目を集めそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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